機関誌マラソン参加者の声8
【機関誌マラソンを走る意味と意義】について投稿させていただきます。
1. はじめに(フィロソフィを血肉化するため)
私たちのバイブルである「京セラフィロソフィ」は次の文章から始まります。『従業員を一つにまとめるには経営者自身の「考え方」を磨き続けなければならない』。 続いて、京セラフィロソフィは次のように構成されています。
第一章 経営のこころ
第二章 すばらしい人生をおくるために
(1)心を高める
(2)より良い仕事をする
(3)正しい判断をする
(4)新しいことを成し遂げる
(5)困難に打ち勝つ
(6)人生を考える
第三章 京セラでは一人ひとりが経営者
第四章 日々の仕事を進めるにあたって このフィロソフィの「学びと実践」と「機関誌マラソン」の関係について私の思うことをお話しさせていただきます。
2. 京セラフィロソフィをとことん信じて学ぶために
私は、京セラフィロソフィの構成に深い深い意味があると思っています。
第一章の「経営のこころ」を学ぶことによってはじめて、第二章の「すばらしい人生をおくる ために」の「(1)心を高める」ための行動・実践がはじまります。そしてそれを愚直に継続することによって少しずつ「経営を伸ばす」ための胆識力が身についていくのだと思うのです。
このように機関誌マラソンを通して京セラフィロソフィを学ぶことによって、人生・仕事の素晴らしい結果をもたらすための基本を学ぶことができます。この学びは私たちの日々の生活や仕事の中での判断基準を形成するためのベースとなり、その結果、毎日謙虚な気持ちを持ち続けること、パーフェクトではなかった行動・判断に対する反省をも促してくれます。
3. 「厳格な締め切り」は目標・目的の達成習慣を身につけるため!
毎週日曜日にくる締め切りは、ついつい利己的な判断に陥りがちな日常を正してくれる効果があります。さらに同じ締め切りという十字架を背負う仲間がいるということにも大きな意味があります。まるで集団生活をおくっているような感覚です。このような環境では稲盛氏の言葉、仲間の顔を思い浮かべる機会をたくさんもつことになります。その結果、日々目の前に現れる出来事に対する正しい判断ができるようになり、さらには経営へのモチベーションの維持、そして知らず知らず目標・目的の達成習慣にもつながります。
4. 読書術を身につけることができる!
活字離れが続く中、紙に印刷された文字を読むことは意味があります。塾長講話の大見出しや小見出し、太字や引用部分、心に響いた部分などにアンダーラインひいた り、空白に気づきを記入したりすることによって、繰り返し学ぶことができます。また一般的に読書はインプット習慣ですが、感想文を書くことで、あやふやな理解を排したアウトプット習慣にもつながります。
5. 最後に
長年読み継がれる哲学やビジネス書、文芸の名著には著者の人生感・生き様がぎっちり詰まっています。これらを時を超えて知る・学ぶことができるのは本当に有難いことだと思わなければなりません(尊敬する人から直接お話を伺おうとすると時間もお金も莫大なものになるし、そもそ無理?!)。幸い私たちは稲盛氏の経営・生き様そのものが詰まった機関誌に出会いました。香川胆識の会メンバーでありながらこの 機関誌を読まないという選択はないと思います。
長文、お付き合いありがとうございました。
株式会社北四国グラビア印刷
奥田拓己
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